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  me    diary    


 murmur_log:05~09
 
 05.
 最近、第二次フランスブーム。
 第一次フランスブームは、吉村葉子さんの『お金がなくても平気なフランス人 お金があっても不安
 な日本人』を読んでから。フランス人の、本当に自分に合ったものしか買わない・物を大事にする・
 納得がいかないと財布の紐がゆるまない……という姿勢に、これまでの自分はあまり考えないで買っ
 ていたり、勢いで買ったりして後から後悔してるのに、また何か欲しくなって買い物してるなぁ、な
 んて反省。フランス人みたいなしまり屋さんになりたい! と思った本でした。
 
 それからしばらくして私のフランスブームは落ち着いたんですが、先日、再びブームがやってきてし
 まいました。第二次フランスブームです。
 きっかけはまた本なんですが、米澤よう子さんの『パリ流おしゃれアレンジ!』。おしゃれな女性の
 着こなしのイラストがいっぱいつまった本です。
 やっぱり、ここでも「少ないアイテム(それもお気に入りの)で着まわす」ことがポイントになって
 いました。本当に自分を美しく、スタイルよく見せてくれる服しか身に着けない・買わないっていう
 スタイルを見て、普段「安くなっているから買ってしまおう」「何時間もあれこれ試着してるのに、
 何にも買わないでお店を出るのは恥ずかしいな」なんてついうっかり財布の紐を緩めていた私はこれ
 また反省。
 本当に自分のお気に入りだったら何年も着るけれど、なんとなく買ってしまったものは飽きたら捨て
 たり箪笥の肥やしになって、また次のものを買ってしまいまいます。そんなことするくらいなら、良
 いもので自分にぴったり似合うものを何年も着ていたほうが、流行やそのときの気分に左右されずに
 私らしさがずっと出るし、何より経済的だなあって思いました。
 『二人のようこさん』の本をバイブルに、しまり屋さんをまた目指してみようと思います。

 2012.7.21. hitaki 


 06. 
 我が家の朝ごはんはパンです。
 平日は朝ギリギリに起きるから時間に追われて、とにかく何かを食べて紅茶をえいっと飲み込むなんて
 いうひどいものですが(笑) 休みの日や、ゆっくり朝の時間をすごせるとき、余裕があるときはトー
 ストしたパンを食べます。 フランスパンなら適当にバターを塗って、バターロールならそのままオー
 ブントースターへ。
 あともうちょっと遅かったら真っ黒になる手前の、焦げ目のついたぐらいの焼き加減が好き。
 焼きたてのパンなんて滅多に食べないからわからないけれど、ちょっと香ばしくて外がカリカリでホカ
 ホカのパンを食べていると、なんだか幸せな気分になるんです。

 2012.7.5. hitaki



 07.
 あっという間に2012年もあと数日。久しぶりにこのページを開いてます(汗)
 時期が時期なので、今年を振り返ってみようかな。

 ひとことで言えるとしたら、大きな動きがあった一年でした。
 夏に突然起きた、長い間一緒の時間をすごした人との別れ。
 ……と思ったら秋は笙様を吹く機会をたくさん頂きました。

 大きな舞台での音頭という大役も経験させてもらったし、本当に充実した一年でした。
 この頃思うのは、この動きはそうなるべくして起きているんじゃないかな、ってこと。
 ひとつの出来事がまた別の出来事を呼び寄せたり、ある出来事が起きるために今までの流れが変わったり。
 うまく、文章に出来ないんですが運命というか、時の流れというかタイミングというか。
 
 めぐりあわせって言ったらしっくりくるかな。 
 
 来年は、気をつかう相手ももういないので、しばらく自分のことだけを考えて流れるままに動いてみよう
 と思います。チャンスは全部受け止めて、
 「いいんですか?」ってにこにこしながらチャレンジしよう(笑)
 
 皆様、良い御年をお迎えくださいませ。

 2012.12.28.hitaki



 08.
 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくおねがいいたします。


 この年末年始あたりでひとつ気がついたことがあります。
 気をつかわなくても、本音で付き合える人となら何をしても楽しいけれど、
 いちいち何をするにも、例えばご飯食べるにしてもどこかに行くにしても
 気を使う人と過ごすのは場合によってはとても苦痛なんだということ。

 その相手が
 「この人に好かれたいな」とか
 「自分のことを気に入ってくれたらいいな」あるいは
 「恋人になれたらいいな」という相手なら話はまた違ってきますし、
 たまたま付き合いだったけれど実際行ってみたら楽しかった! とか新しい出会いがあった! 
 となればいいんですけど……気がのらないイベントは下手すると周りに合わせたり気を使ったりして、
 あとに残るのは気疲れだけでちっとも楽しくないってことがわかりました(笑)

 新しい出会いもいいけれど、気を使わず本音で言いたいこと言い合える友達や仲間って本当に大事だな、
 っておもいました。
 意外と本人以上に友達のほうが自分のことわかっていたりもします…

 2013.1.7.hitaki



 09.
 ついこの間まで、「プロってなんだろう?」「どこからがプロなんだろう?」
 と思い悩んだり、ある人に「プロじゃないならただの趣味じゃない?」というようなこと言われてもの
 すごく悶々してみたりもしました。

 いまだにこの問いには答えが出せないのですが、最近気がついたことがあります。
 自分自身がまだ未熟なアマチュアだと思っていても、世の中に出ると周りからプロフェッショナルだと
 思われたり、プロであることを求められたりするということ。

 例えば、このごろ結婚式で笙の奏楽をする機会を頂くのですが、いくらまだまだひよっこなちっちゃい
 子だと自分では思っていても、会場に入れば周りの人たち、スタッフの方や主役である新郎新婦にとっ
 ては私は笙奏者として見られれるのです。ましてや経験の浅い深いなんて関係なくその場ではプロとし
 て求められるんです。
 お仕事もそう。名札に『研修中』『実習生』って表示がない限り、入ったばかりの新人さんも、この道
 云年のベテランさんも、お客さん(受け手)にとっては店員さん(社員さん)であることは変わりない
 し、実は入ったばかりなんですっていう甘えも許されません。

 思えば、私はちょっぴり「プロじゃないもん。まだまだ未熟だもん」という言葉に甘えてたのかもしれ
 ません。仕事もそうですが、まだプロフェッショナルな仕事が出来なくても、周りからはそうであるこ
 とを求められる。最初はすぐに出来なくても経験を重ねるうちに本当にプロフェッショナルに近づける
 んじゃないかな。
 
 たくさん失敗して周りにも迷惑かけるかもしれないけれど、
 「まだ未熟だから、私にはまだそんなの無理」
 なんて思っていつまでも挑戦しないよりはずっとずっとマシかもしれません。

 2013.5.20.hitaki 

   

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