Kanariere

     
  
  me    diary    


 murmur_log:00~04

 
  00.
 久しぶりに何か書いてみようと思ってパソコンを立ち上げてみました。
 
 サイトを作った最初は更新するけれど、だんだん滞りがちになって、たいして更新しないうちに
 デザインに飽きちゃって改装してみたり。サイトの名前を変えてみたり。
 今はブログだけじゃくてツイッターもあるし、SNSもあるし。サイトの更新はどんどん遠くなっ
 てしまいました。

 でも、「もうサイトはいいかな」なんて思ったことはありません。
 サイトのデザインを考えたり、サイトの名前を考えたりするのは好きだし、こうやって何か書くの
 も嫌いじゃありません。

 そんなわけで、久しぶりにまただらだらとテキストを書いてみようかな、と思ってはじめてみます。
 でも、こんな性格なのであんまり期待しないでくださいね。
 
 2012.4.19. hitaki



 01.
 最近、ショートカットがお気に入りです。

 小さいころ、たくさん段の入った男の子みたいなボーイッシュなショートカットにされてから、
 髪を短く切るのに抵抗があった私。それ以来一番短くても肩につくかつかないかくらいの長さでした。

 けれど大学生の頃に、ばっさり髪を切ってみたんです。きっかけは忘れてしまいましたが、センスの
 いい美容師さんのおかげか、まんまるボブの自分は思ったより悪くなかったのです。周りの友達評判
 もよくて、今まで短い髪型は自分に合わないと思い込んでいただけだったんだな、と思いました。
 
 だから、これからはこれはこうだと決めつけずに、思い込みかもしれないから、何でもチャレンジして  
 みよう――なんて話を、教育実習で話したことがありました。

 
 大学を卒業してまた髪を伸ばしていたのですが、ここに来てまたバッサリ切りました。
 理由はとってもシンプル。きちっとポニーテールな自分に飽きてきたから(笑)
 今度の髪型は、学生の頃よりもすっきりしたショートです。
 もう、ショートカットは絶対に嫌! と言っていた私はすっかりどこかにいってしまいました。

 2012.4.20.hitaki




 02.
 自分の楽器のことを、私は「笙さま」と敬称をつけて呼んでます。
 吹いている、ではなくて「吹かせていただいている」の気持ちで吹いています。
 この楽器、ただ息をいれるだけで鳴るので、音を鳴らすだけなら技術はいりません。
 でも、自分の呼吸を音にしているから、不思議と自分の調子が悪いと笙さまにも影響が。
 すっても、吹いても、音がでるのですけどなぜか苦しくなったり。
 笙さまを持つ腕や手がなんだかしっくりこなかったり。
 まして緊張すると息もいつもより伸びなくなるので、うまく調節できない。
 
 それに、湿気がとっても嫌いなのでいつも電熱器で暖めているのですが、それが十分でないと
 拗ねてしまいます。
 先日も、ある場所で吹かせていただいたときに、慣れない着付けや勝手がわからない状況のため、
 十分に笙様を暖めることが出来ないまま本番にのぞんでしまい、見事に拗ねてしまわれました。
 どんな状況でも、笙さまを一番に考えて自分も楽器も気持ちよく吹けるようにしないと! と
 改めて思いました。
  
 2012.4.21. hitaki
 


 03.
 誰かを大事にするってむつかしい。
 自分を大事に出来ないと、他人を大事に出来ない。
 自分をまず好きにならないと、誰かを心から愛せないと思うの。

 2012.5.3. hitaki

 

 04.
 4歳のころからずっとピアノを習っています。
 でも、長く習っているからといって、上手に弾けるわけでもありません。
  
 ピアノがやればやるほど面白いと気がついたのは、それこそつい最近の話です。

 それに至るまでに2つのきっかけがありました。
 一つ目は大学受験の頃。
 志望校が音楽系だったのでピアノも試験科目でした。ところが、私の志望する学科のピアノは
 レベルが高く、その頃の私の実力では厳しいものでした。
 それから私と先生の二人三脚が始まったのです。
 わたしはとても不器用なので、なかなか体が思うように動かなかったり、脱力できなかったり、
 意識してないのに頭とか体が無駄な動きをしたり。頭で理解して、頭から指先に命令して、命令
 どおりに指が動くようになるまで本当に時間のかかること。
 
 それからどうにか合格できたものの、同級生はやっぱりみんなピアノが上手い。
 最初の実技試験はひどいものでした。今から思えば、「これくらいでいいや」と上達しようとする
 気持ちがどこかでとまっていたのかもしれません。
 それでも、当時の本人はまじめにやっていたんでしょうけど。

 やっぱりもう少しどうにかしたい! と思って受験のころまで見ていただいた先生と、大学の先生
 とレッスンを掛け持ちしながら、勉強したのが二つ目のきっかけです。
 大学の短いレッスンではみきれない練習曲を納得の行くまで弾いてみたり、
 今までは「これくらいでいいや」で終わっていた曲をもう一歩踏み込んで勉強してみたり。
 大学のレッスンの進み具合を見ながら、
 「今大学でレッスンしている曲が終わったら次はこの曲をみてもらって…」なんて具合に何曲か並行
 して弾いていました。(そうでもしないと譜読みが間に合わなかったんです…)

 「人前できちっとミスなく弾けるまでは次には進まない!」と決めて何回も同じ曲をピアノの先生
 の勉強会で弾いたこともあります(笑)
 でも、そのおかげで気づいたことがあります。今までは弾けなかったんじゃなくて、弾けるところに
 行く途中でやめてしまったんだと。
 相変わらず不器用なのは変わらないし、今でも強い音を出そうとがんばりすぎて頭や体が無駄な動き
 をしてしまうことがありますが、それでも、時間をかけていけばいつかちゃんと弾ける日がくるんだ 
 と。  
 「私って、やればできるんじゃん。人より何倍も時間も手間もかかるけどね」
 そう気づいてからは、ピアノに対して何か気負うことがなくなったような気がします。
  
 2012.5.5. hitaki
 


   

top    log05~09  log10~
 

Copyright © 2014 kanariere  All rights Reseved.















































































 

inserted by FC2 system